2015年12月28日

内臓は感情のエネルギーを生み出す

~ため込まれた「否定的な感情」と「内臓脂肪」をリサイクル〜

僕らは、ダイエットや運動やスキンケアなどで、カラダの外側の目に見えることについては何かと気にかけているものですが、内側についてはどうでしょう?

寒気がしたり、動悸がしたり、熱が出たり、塞ぎ込んだり、抱きしめたくなったり抱きしめられたくなったり・・・そういうことは、とても大切なカラダの内側からのサインです。
だから、実際どんな様子なのか確かめることができない内臓にこそ、エクササイズをしてあげましょう。

内臓は、感情のエネルギーを生み出しています。
否定的な感情がたまっている内臓に向けて行う瞑想は、それを有用なエネルギーにリサイクルするための、大切なエクササイズになります。

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内臓は、代謝や睡眠、ときには病気のサイクルを駆使してエネルギーのバランスをとっていますが、実はここに否定的な感情や情報がたまりがちです。
これを放置しているとタフさや勇気、愛や優しさなどの肯定的な感情に詰まりが生じます。
そこで、否定的な感情にリサイクルして、プロポーションを変えるのです。

腎臓 = 恐れ→優しさ
心臓 = 傲慢→愛
肝臓 = 怒り→思いやり
肺 = 悲しみ→勇気
脾臓 = 不安→寛容
というふうに感情をリサイクルさせていきます。

カラダ自身は、いつもなるべく健康になる方向へと向かっているものです。
それを、ほかならぬ本人が、思い込みやストレスで邪魔しないように応援しましょう。

すると、カラダなりのいちばん楽な方法で、その人なりの健康な方向に向かってくれます。
それを自然治癒力と言っても構いませんが、僕はもっと楽な感じでとらえています。
「治癒」が何かを治す感じだとすると、もう少し、自然の流れに楽に任せるスタンスです。

たとえば、一時も休まず鼓動してくれる心臓に対して「頑張ってくれてるな」とココロを込めて向けてあげる。
そうやって、普段からカラダが生き生きしてくれている力を認めるクセがついていると、痛みや病が、悲観したり敵対視するだけのものではないことがわかるはずです。

もちろん、病気には癒えて欲しいけれど、その前に、痛みや病が何を訴えているのか、それを理解する、という付き合いができるようになります。
ココロの痛みも、仕事の行き詰まりも、恋愛のごたごたも、同じことが言えます。
問題とどう付き合うかということです。

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| Posted at 8:37 PM | TaoZen | この記事のURL