瞑想中に眠くなってきたらどうすればいいの?
前回、なぜ眠くなるのか理由を説明しましたが、では、いったいどう対処するのか。
方法は2つあります。
1つは、とにかく認める方法。
ああ、自分は眠くなってきたんだなぁ。
なるほどねぇ。
これは、寝不足からきているのかなぁ。
したくないことがあるから逃げたいのかなぁ。
どうしてかなぁ。。。
と、あたかも他人事のように、このこと自体を観察して認めます。
それによって、実際に眠ってしまうこともありますし、眠らなくてもよくなってしまうこともあります。
実際に眠ってしまった場合はどうするか?
大抵の場合は、目が覚めたときに眠っていたとわかるのですが、そのとき、まるで何もなかったかのように、動揺しないでそのまま瞑想を続けます。
こうすると「眠ることで逃げる」効果がないと、潜在意識のほうでもわかってきます。
瞑想の際に眠ることが自然と少なくなってきます。
面白いもので、瞑想を続けていくうちにまた眠くなってきたりします。
これは、瞑想が次の段階に入ってきたということかもしれません。
つまり、新しい段階の殻に遭遇し始めたということです。
本当に寝不足で眠くなっているということもわかってきます。
その場合は、僕は思いきってそのまま横になって寝てしまいます。
すると大体5分くらいで起きます。
この短い眠りはとても深く、起きたらすっきりした感じになります。
そして、何もなかったように瞑想を途中から続けます。
どちらにしろ瞑想をそこで諦めて止めたり、最初からやり直してしまわないことが大切です。
もう1つはの方法は、眠りに対して「NO」と言うことです。
そして眠らないと決めることです。
これは、自分を甘やかさない方法ですが、これもなかなか有効です。
一種、自分と戦うわけです。
禅寺などでは、これをしているわけです。
この2つの方法を上手に使い分けることも大切です。
自分と付き合って、自分を育てていくということは、わがままな子どもを上手に育てていくことと、かなり近いものがあると思います。
大内雅弘著
「しなやかな心と体をつくる 1分瞑想」より
********************************************
【大内雅弘ワークショップ開催のお知らせ】
- TaoZen瞑想エクササイズ 入門コース
- 11/26(木)19:00~
- 12/10(木)19:00~
- TaoZen瞑想エクササイズ ベーシックコース
- 沈黙の瞑想
- 11/23(祝)10:00~17:00
- モーニング・プラクティスとロータス瞑想
- 11/28(土)〜11/29(日)10:00~17:00
- インナー風水太極拳
- 12/12(土)〜12/13(日)10:00~17:00
- チネイザンについて&プラクティショナー養成コースの説明会
- 11/27(金)19:00~
- 12/12(土)18:00~
********************************************