2015年10月17日

ヒーリング・ラブ1(卵巣呼吸法)について

10/10~10/11の2日間でヒーリングラブ(卵巣呼吸法)のワークショップがありました。
卵巣(男性の場合精巣)をキーにしてセクシャリティと向き合うというワークショップ。
早速ですがその内容をレポートしてみたいと思います。

大内さんから最初にセクシャリティについてのお話や、秘伝とされてきた理由、そうした中でも現在公開されてきている理由などの説明がありました。

簡単にまとめてみると
◎「セクシャリティ」って単純に「sex(性的なもの)」を指すのではなく命をつないでいくという生活全てに根ざすような根本的なエネルギーだということ。

◎最近まで秘伝だった理由として

【パワフルなものだから】
パワフルであることが良いとは限らない、怒りや不安というネガティブなエネルギーも大きくなる可能性があるということ

【クリエティブなものだから】
社会的な秩序を守るため。みんながみんなクリエティブだと社会が成立しにくくなってしまう

【シンプルだから】
本当にシンプル過ぎて人によっては大切にしなくなってしまうおそれがある。
不思議なもので多くの人が「大切じゃない」って思い込んでしまうと効果があるものもなくなってしまうことがある。
それでも公開されてきているのは、こういった営み(瞑想など)をしている人の割合が昔に比べて圧倒的に減少してきていること
そのことにたいしてある種の危機感を人々が潜在的に感じてきていて、こういった動きが広まってきているのではないか。

そういった内容のお話でした。

話にあったとおり、このプラクティス自体は本当にシンプルなものなのですが、2日間を通して得た実感は非常に強いものでした。
セクシャリティというのは自分一人によって形成されるものではなく、時代や社会によって形づくられるものなので
必然的に家族についてや自分自身の生き方そのものとも向き合わざるを得ないところがあります。
それゆえ良い所も悪い所も含めてダイレクトに自分の深い所へとアプローチしていくことになる。
参加された方々と最終日に感想を共有したのですが
その言葉の一つ一つに、そういった深い実感が響いていたのが印象的でした。

個人的に興味深かったのは大内さんがワークショップ途中にぽろっと口にされた
「セクシャリティって実はお金と近いところにある」というお話
言われてみれば、どちらも「恥」や「ケガレ」という概念と結びつきやすい。
それと今回僕は唯一の男性の参加者(大内さんをのぞけば)だったのですが、
男性的な傾向として強く大きくみせたいという思いが働きやすいこともお金とセクシャリティの近さを考える上で面白い気付きでした。

大内さんから
「成功者と呼ばれる色々な方に会ってきたけれども、セクシャリティとの向き合い方がめちゃくちゃ捻れているか、とても上手くダンスしているか、どちらかで中途半端な人はいなかった」という話もあり、なんだか妙に納得する所がありました。


今回のワークショップはレベル1でしたが、レベル2、さらにレベル3(まだ開催したことがない)もあるとか
来年3月にはレベル1とレベル2を開催します。
レベル1は3/5(土)・3/6(日)※3/5には17:30から経験者を対象にしたレベルアップクラスも開催。
レベル2は3/26(土)・3/27(日)
それぞれ再度受講される方を対象にしたリピート割引もありますので、受けたい!と思った方はお気軽にお問い合わせください。

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【大内雅弘ワークショップ開催のお知らせ】

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| Posted at 6:12 AM | TaoZen, ワークショップ, 気功, 瞑想 | この記事のURL