2015年6月30日
腹色を見る、からだの声を聞く①
おなかの景色は毎日変わる。
内臓ひとつひとつ、細胞ひとつひとつがそれぞれできるだけ懸命に生きようとしています。問題があるときには、それをできるだけ解決しようとします。からだの具合が悪かったり、なんだか気持ちが冴えないときは、からだやこころが何か対処しようとしているということです。いつもと違う症状が出てきたとき、それをきちんと聞いてあげることが大切です。
「今日は顔色がいいね!」
と言われるときは、心身ともにはつらつとエネルギーに満ちていることが多いですよね。逆に顔色が悪いと具合が悪いんじゃないか、と分かります。実は、顔色以上に腹色で、からだとこころの具合が分かるんです。
肌の具合、硬さ、つや、どこが明るくて、どこが暗いかなど、おなかの様子は毎日変化しています。セルフ・チネイザン・タッチをしながら自分で自分のおなかをよく見てみることを続けると、自分の今の状況が段々と判断できるようになってきます。
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腹色を見る、からだの声を聞く② に続く
大内雅弘著
『セルフ・チネイザン・タッチ』幻冬舎より
【大内雅弘ワークショップ開催のお知らせ】
●7/25,26 インナー風水太極拳